【あらすじ・感想】『天才はあきらめた』エネルギーが湧く本！

どの番組で見てもいつも必ず面白くて、言葉のセンスがあってネタも面白いのである意味安心して見ていられるくらいの実力が有ると思います。


私からしたらお笑いの天才だなと思う1人です。


しかし、本を読むと自分は才能がないと自認していて、その劣等感や嫉妬心をエネルギーに変換してとにかく努力を積み重ねてきたそう。


その努力の仕方が並大抵ではなく、しかも未だにライブをやるとお客さんの反応を見て翌日のネタを練り直すために早く帰ってしまうというのを読んでかなりビックリしましたし、あの地位までいってもまだやるというのが本当に努力の人だし、ストイックなんだなと感心しました。

普通はある程度うけたらやめちゃいますよね。


M-1挑戦に向けたネタの練り直し作業の場面等は、その真面目さ真剣さに感動すらしました。




美容師もクリエイティブな仕事なので、やっぱり一発ででちゃう人とか考えるセンスが違う人、華がある人っていうのはいます。


私も学生時代やアシスタント時代に

『自分は向いてないかも、、』

 

なんて上手くやれる同級生を見てへこんだこともあります。

ただスタイリストになった今思えば大した差はないです。間違いなく。

センスや感性だって、やろうと思えばアンテナを張り巡らせていい作品をたくさん見て教えてもらって勉強すればいいだけのことです。

天才であることをあきらめても努力で補うことは可能、その道を諦める必要はないっていうことが、すごくわかりやすい本だなと思います。



山ちゃんの頑張り方を見て、もっともっと向上することは可能だし、やってみたいなと思わせてくれました！


各所で笑いもたくさん散りばめられていて、すごく読みやすいです！(私はおもしろすぎて止まらなくなり、一気に全部読んでしまいました)


テレビでよく話してるクズエピソードも、相変わらずの山里節でおもしろくてどこか憎めない魅力があります。


最後に載っているオードリー若林さんの解説も親友ならではの目線で書かれていてとても良いので、そこもぜひ読んでもらいたいです。





お家時間にオススメの一冊でした！

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